【2020年3月に加筆修正しました】
こんにちは、ゆきの(@2001senpea)です。
あなたは陰口・悪口などの否定的な発言多いですか?
今回は否定的な発言の多かったわたしが、そういう発言をしないようになった理由と、今でも意識していることについて書きますね。
否定的な言葉まみれだった10年前
10年くらい前まで、わたしは陰口・悪口などの否定的な発言や、嫌味をしょっちゅう言っていました。
人を見下したようなことも言っていたし、バカにしたり揚げ足とることも、いつものことでした。
そういう発言は良くないと、もちろんわかっていましたけど、やめられなかったです。
当時、なぜやめられなかったのかな、と思い返すと
・穏やな時間の大切さがわかっていなかった
・自分に自信がなかった
からです。
否定的な発言や嫌味や毒舌は、刺激的です。
おもしろいし、楽しく感じて、会話も盛り上がったりします。
お互いを認め合ったり、褒め合ったりという会話をしようとは思わなかったです。
もしそういう会話をしてみたら?と言われても、当時のわたしは、刺激が少なく、つまらなく感じ、しなかったでしょう。
他人を小バカにすると、自分が優位に立った気分でした。
揚げ足をとることで、自分が有能な気がしたのです。
自分に自信がないので、そうやって相手を下にみることで、自分を保っていました。
そんなわたしが、当時参加していたオンラインサロンのチャット会で、ふと漏らした
「周りに対し、否定的な意見を言わないとか、否定的な態度を取らないように、安心できる場に自分がなると良い気がする」
というわたしの発言に対し
「それは、ゆきのさん、そのものだと思う」
と言ってもらえたのです。
一番聞いているのは自分
以前は否定的な発言の多かったわたしが、そういうことばを使わないようになった一番の理由は
その否定的なことばを一番聞いているのは自分だ
と気づいたからです。
周りにいる家族でも友だちでもない。
否定的発言を一番聞いて、一番影響を受けているのは、自分自身です。
そんな発言ばかりを聞いている自分は、自分に対しても否定的な見方をする。
自分に対する否定が続くと、どんどん自分に自信がなくなる。
自信がなくなると、否定的発言をしないと自分を保てなくなるので、ますますそういう発言が増える。
否定的発言をさらに自分が聞くようになる。
この悪循環をどこかで断ち切らなければ……。
そう思ったのです。
わたしが意識していること
今でもわたしが行っているのは「自分を大切にする生き方」という本に載っているエクササイズそのものです。
当時はこの本を読んだわけではなかったのですが、最近読んで「まさにこれっ!」と思ったので、引用します。
ネガティブなことを言わないエクササイズ
丸1日、人についてネガティブなことは一切言わない、と決心します。
その日一日、周りの人がほかの人のことをどう話しているか、注意して聞いてみます。陰口の多さに驚くはずです。
自分が口にする言葉を意識するようにしましょう!自分も周りの人も傷つけないよう、言葉を慎重に選んで話すのです。(引用「自分を大切にする生き方」)
陰口・悪口のような否定的発言は、意識してみると、本当に多く話されています。
その会話に同意し、一緒に盛り上がってしまう方が楽かもしれません。
今でも日々
「言わない」
「一緒に盛り上がらない」
と意識しています。
それでも言ってしまうこともあって「あぁ……」と落ち込むのです。
そんなときは
だれにも秘密にしていたのだけれど、ぼくは毎年、新しい年の始まりに、たった一つの誓いを、こころに刻むことにしていた。たった一行、たった9文字の約束だった。「人の悪口を言わない」と、これだけだ。
(引用「2018年1月9日のほぼ日手帳、日々の言葉、糸井重里が『今日のダーリン』の中で」より)
を読み返すようにしています。
「毎年、新年に、誓いをこころに刻む」それほど大切で、難しいこと。
言ってしまうことがあっても仕方ない、と自分を慰めます。
その後、改めて、日々気をつけよう、少しずつでも減らしていこう、と思い直します。
それを繰り返しています。
おわりに
否定的な言葉を使いたくない、否定的な発言をしたくない、とずっと思ってきました。
今ももちろんそう思っています。
ただ今回「人の悪口を言わない」というブログ記事を読みました。
The divine message:「人の悪口を言わない」
この記事には、
自分は悪口を言えない
言えないことで苦しんでしまう
悪口の言い方を学んでほしい
悪口を言うことで心の余裕を確保してその分誰かを幸せにすること、
と書かれています。
わたしには、悪口を言えないことでの苦しみがよくわかりません。
もしかしたら今後わたしが否定的な発言をまったくしなくなったら、わかるのかもしれないです。
今は「悪口を言えないことで苦しむこともある」ということを覚えておきます。
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