こんにちは、ゆきの(@2001senpea)です。
「サレンダードワイフ」と聞いてどう思いますか?
英語ができる人も、できない人が「surrender」を検索しても、拒絶の思いがわいてきませんか?
直訳すると「降伏する妻」。
降伏ってなにそれ、夫に全面服従しろってこと?
わたしは最初そう思いました。
でも今回ご紹介する「サレンダードワイフ 賢い女は男を立てる」の本は、今のわたしにとって結婚生活のバイブル的な本です。
今回はこの本の第一章を通じて、女性が男性に尊敬を伝えるって具体的にどういうこと?尊敬が伝わったらどんな良いことがあるの?ということについてお伝えします。
サレンダードワイフは習慣です
まず「サレンダードワイフ」は、がんばったり、挑戦したりするものではありません。
自然に「サレンダードワイフ」な振る舞いができるよう、習慣化するものです。
そうすれば女性は絶対幸せになれます。
訳者の中山庸子さんは、この本に対し「賢い女友達を紹介する気持ち」と書いています。
わたしも同じように思います。
結婚生活を幸せそうに送っている素敵な友達が、実体験を元に「楽に楽しく結婚生活を送れるよう、アドバイスをくれる本」と感じています。
わたしも、そんな気持ちをこめながら『第1章 男はいつでも、女に尊敬してもらいたい』をあなたにご紹介しますね。
具体的に「尊敬していること」を伝えるには?
あなたはパートナーを尊敬していますか?
尊敬できる部分もあるし、そうじゃないところもある…。
昔は尊敬していたけど、今は全然尊敬できない…。
全面的に尊敬している…。
様々な人がいるでしょう。
では、尊敬していると思った方…あなたが尊敬していることは、パートナーにちゃんと伝わっていると思いますか?
普段から「あなたのこと、わたしとても尊敬しているの」なんて伝えている方は、少ないかと思います。
どうしたら尊敬をパートナーに伝えられるのでしょう。
尊敬を伝えるって、具体的にどういうことでしょう。
本書では
ことの大小に関わらず、彼が選んだものを受け入れること
彼が何をしようと、教えようとしたり、助言したり、間違いを正そうとしてはいけない
と書かれています。
反論がたくさんありますよね。
「わたしは彼が助かると思って、役立つアドバイスをしているだけ。それは良いでしょ?」
「彼も完璧ではない。わたしの方がよく知っていることもあるから、それは伝えるようにしている」
「彼だって人間、間違うこともある。それを正そうとしてはいけないってどういうこと?」
などなど。
まずお伝えしたいのは、男性は、女性からのアドバイスをアドバイスとしては受け止めていません。
良くて「注意された」ほとんどは「責められた」または「怒られた」と受け止めています。
間違いを正されたら、ほぼ間違いなく「責められた」「怒られた」「ダメ出しをされた」と受け止めているはずです。
かなりびっくりですよね。
こちらは良かれと思って伝えていたのに、そんな受け止め方をされていたなんて。
そんなふうに思われているなら、しないほうが良いと思いませんか?
あなたのアドバイスを男性が感謝するときは?
男性があなたのアドバイスに感謝するのは、自分から「アドバイスしてほしい」と言ってきた時だけです。
あなたの方が、男性より知っていることもあるでしょう。
例えば道案内。
電車でも、歩いてのお出かけも、旅行も、全部同じですが、例えば車でのお出かけ。
あなたは空いている裏道を知っていて、良かれと思ってそれを伝える。
「この先を曲がると、渋滞していないよ」
実際それは正しいのです。
そして彼はその言葉に従い、曲がるでしょう。
納得したからではありません。
むやみに反論して、あなたの機嫌を損ねると後が面倒だからです。
でも実は、男性は男性なりの考えがあるのです。
混んでいるのはわかっているけど大きな道は安全性が高い、裏道の細い道路は自転車や歩行者などが多いから避けたい、と思っているのかもしれません。
このまま直進した方が彼が良く知っている、自信を持って走れる道なのかもしれないです。
彼が「裏道知ってる?」とか「この先どこを曲がるんだっけ?」とか、聞いてこない限り、あなたはドライブを楽しみましょう。
あちこちキョロキョロ景色を楽しむも良し、ラジオや好きな音楽を楽しむのも良し。
助手席で、イライラ、カリカリ、目的地に無事到着するのかを心配しなくて良いのです。
大丈夫、あなたが心配してもしなくても、目的地には到着します。
運転は運転している人に任せましょう。
「でも彼は方向音痴。いつも道に迷うから、わたしが教えないと絶対無事に到着しないと思います」
そんな人もいるでしょうか。
それでも男性から聞いてこないなら、あなたは教えなくて良いのです。
道がわからなくなったとき「あなたに聞くのか」「コンビニを見つけ店員さんに聞くのか」「ナビを設定するのか」それは彼が決めることです。
「いつも教えてくれるのに、今日は言ってくれないから迷ったっ!」と八つ当たりされたら「ごめんねーわたしも自信なくて言えなかったー」と答えましょう。
それが数回続けば、あなたが道案内をしてくれないことを学びます。
あなたは数回「ごめんねー」と答える覚悟だけしておきましょう。
どんな良いことがあるのでしょう?
本書には
あなたが敬意を払ってあげれば、彼はもっとあなたのそばにいたいと思うだろう
と書かれています。
男性は尊敬されているとわかると、その女性の前でだけは、リラックスして過ごせます。
バカにされたり、ダメ出しをされたりしない、尊敬してくれていると信じ、安心できる相手だからこそ、自分のことをなんでも話したい、自分のことをわかってほしい、と思うのです。
そうすると、自然に会話が増えます。
あなたがパートナーとたくさん話したい、仲良く暖かな雰囲気で過ごしたい、と思うなら、尊敬していることを伝えましょう。
最初は難しいかもしれません。
ついつい良かれと思ってのアドバイスをしたくなると思います。
だって、今まであなたは、それが親切で優しいと思っていたのですから。
でもそこをグッと我慢しましょう。
ウィンストン・チャーチルが「言葉を飲み込んで消化不良になった人はいない」と言ったそうです。
大丈夫、失敗することもあるでしょうけど、必ず慣れます。
習慣化されます。
できそうなときで大丈夫。
あなたがちょっとやってみようかなー、そう思ったとき、一度試してみてくださいね。
妹たちへ
・尊敬を伝える方法は、あなたからアドバイスをしないこと
・アドバイスは、男性から聞かれたときだけ
・尊敬が伝わると、男性はよくしゃべる
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