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安定した日々を過ごすコツ

お気に入りのパン屋さんが閉店した

こんにちは、ゆきのです。

 

先日、わたしたち夫婦が大好きだったパン屋さんが閉店しました。

 

平日の朝食は、夫婦各自で食べますが、休日は一緒に朝ごはんを食べます。

休日の朝ごはんは、お気に入りのコーヒー屋さんの豆をハンドドリップで丁寧に(夫が)淹れたコーヒー。

それとお気に入りのパン屋さんのパンと決まっています。

 

5年以上、そんなゆっくりとした朝を楽しんできました

 

パン屋さんには定期的に買いに行っていたので、もっと通っておけば良かったという後悔はありません。

でも未だに閉店してしまった悲しみは続いています

 

今回は、わたしが大好きだったパン屋さんの魅力や閉店の理由、そしてお気に入りのお店に通うことの大切さについてお伝えします。

 

 

お気に入りのパン屋さんの魅力

わたしたち夫婦が大好きだったパン屋さんは、本当に小さなお店でした。

 

お客さんが二人入れば、店内はいっぱい。

コロナ渦以降は、店内には一組ずつしか入れませんでした。

 

お店は、わたしたちより少し若い男性が一人で切り盛り。

店主さんは、すごく誠実で真面目という印象です。

 

小さな店内は、いつも清潔で、温かみのある雰囲気でした。

派手な装飾やポップなどはなくて、店主さんの人柄そのものという感じ。

 

そして、とにかく、もちろん、パンが美味しい

どのパンも、味が濃いというか……美味しいパンって、こういうものなんだと、食べるたびに思っていました。

 

派手なお総菜パンは少なく、ハード系が多かったです。

これまた、店主さんの人柄同様、真面目に作られたパンという感じだったのです。

 

 

閉店の理由

わたしたちは、お気に入りのパンを予約をしていて、週に一度、必ず買いに行っていました

小さなお店ですから、欲しかったパンが売り切れていることが続き、予約することに……。

 

そのおかげで、店主さんが閉店を教えてくれたのです。

ほとんどのお客さんには、閉店することを伝えていないようでした。

 

店主さんとわたしたち夫婦は、パン屋さんとお客という関係以上ではありません。

なので、閉店理由の詳細を深く聞くことはできませんでした。

ただ、ご家族の介護が理由の一つのようです。

 

それと、店主さんは、1年ほど前に体調を崩して入院していたと、以前話してくれたことがありました。

表向きは、店内の大規模清掃やメンテナンスと言っていましたが……。

健康への不安もあるのかもしれません。

 

あと夫と話したのですが、経営的にも厳しかったのかも、と。

ネットニュースでは、原材料の高騰などで小さなパン屋さんの閉店が増えていると見かけました。

夫がパンを買いに行くことが多かったのですが、以前よりもお客さんが減っていた気がする、とも言っていましたし……。

 

理由は一つだけではないのだと思います。

 

 

お気に入りのお店に通うことの大切さ

今回の閉店で、お気に入りのお店には、足しげく通おう、と改めて思いました。

特に、チェーン展開をしていない小さなお店には、定期的に通おうと。

 

今回は、週に一度、定期的に通っていたので、店主さんは閉店を教えてくれました。

おかげで、こちらも覚悟ができて、少し多めに買うことができたのです。

 

以前、わたしたちが予約はしていないけどよく買っているパンを取り置きしてくれたこともありました。

常連というにはおこがましいですが、定期的に通っていたからこそ、さりげない心遣いをしてくれたのだと思います。

 

先ほどもお伝えしたように、パン屋さんとお客以上の関係ではありませんが、その範囲内で、関係性や絆は深まっていたと思います。

そういう関係を築けていたお店がなくなってしまったことは、改めて残念でなりません。

 

閉店してしまった後のこと

パン屋さんが閉店して1か月ほど経ちました。

 

わたしたち夫婦は、休日のたびに「もう本当にあのパンを食べられないんだねー」と話しています

まだまだお店がなくなったショックや悲しみが癒え切れていない感じ。

 

今、休日の朝食は、近隣のパン屋さんやスーパーで買ったパンを食べています。

不味くはないですが、なんだか寂しい……。

 

これからどうするか……。

同じようなステキなお店を見つけたいなとは思っています

大好きだったあのお店の記憶も大切にしながら、新しいお気に入りのお店を見つけたいなーと。

 

 

おわりに

お気に入りのパン屋さんが閉店してしまったことは、わたしにとってとても悲しいことでした。

でも、今回の経験で、お気に入りのお店にはできる限り行こうと再認識することができました。

 

閉店にはさまざまな理由があると思います。

わたしが足しげく通ったところで、何も解決もしないこともあるでしょう。

でもわたしができることは、お気に入りのお店を大切にし、少しでも長く続けてもらえるようお店に行くこと

 

パン屋さんが閉店してしまった後の悲しみもショックもまだ続いています。

でも美味しかったパンと誠実な店主さんとのやり取りを思いながら、新しいお気に入りのお店を見つける楽しさもまたあります。

 

わたしには、パン屋さん以外にも、お気に入りの小さなお店がいくつかあります

これからも、お気に入りのお店に足を運ぶときには、その大切さを改めて感じ、一日も長くお店を開き続けてもらえるよう心から願おうと思います。