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【幸せ結婚生活】「No」を伝えることの大切さ・後編(「ベストパートナーになるために」より)

こんにちは、ゆきの(@2001senpea)です。

 

 

前回は、ジョン・グレイの書いた「ベスト・パートナーになるために」のご紹介と、男女がかなり違うということ、「No」を伝える重要性についてお伝えしました。

 

yukinolife.hatenablog.jp

 

女性が「No」をうまく伝えられず、男性を責めるような態度を取ったとき、男性は女性が絶望感や不信感を持っている、と受け取ってしまう。


女性がそこまで大げさに思っていなくても、そう伝わってしまいます。

 


今回は前回の続き、自分の愛する彼女が絶望感や不信感を持っていると思ったとき、男性はどうなるのでしょうか?

 

さらに「NO」を伝えることの効果について、お伝えしますね。

 


前回同様「ベスト・パートナーになるために」の第一章「男と女は違う星からやってきた……男は”受容”を、女は”共感”を求めている」を引用しています。

 

 

 

 

 

彼女の幸せは彼の幸せ、彼女の不幸は彼の不幸

 

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女性の絶望感や不信感は、男性にとって、かなり致命的です。

 

「自分は彼女を幸せにできていない」「彼女は自分のことを必要としていない」というのは、男性がもっとも恐れることなのです。

 


本書にも

 

彼は、彼女のヒーローでいたいのだ。彼女が失望したり不幸な思いに落ち込んでいたりすると、それはすなわち自分の失敗と感じてしまう。彼女の不幸は、彼の最大の恐怖心-自分が相手にとって役不足であるという恐れ-を確定的なものとしてしまうのである。


と書かれています。

 

 

女性が思っている以上に、女性の不機嫌さは、男性へ大きなダメージを与えます。

 


あなたの不幸な様子を見た彼が、こんな恐怖心を抱いているなんて、考えたことありますか?

 

男性は「俺はきみを幸せにできないんだね……がっかりだよ」「僕はあなたの役に立てない男なのか……寂しい」などと、いちいち気持ちを伝えたりしません。

 

自分の気持ちに気がつき、それを言葉に表すことが苦手な男性は多いのです。

 


男性をヒーローでいさせてあげましょう。

 

そうすれば男性はもっと女性を幸せにしたい、と願います。

 


その様子が本書には素敵な言葉で綴られています。

 

彼は、自分の恋している相手の心が満ち足りていると、それがあたかも自分自身のことのように感じられるようになっている。彼女を幸福にするためには、いかなる困難にも耐えることができる。彼女の幸福は、すなわち自分自身の幸福だからである。

 

いかがですか?

 

わたしたち女性が思っている何十倍も、男性は、女性の幸せを願っています。

 

大げさではなく「愛する彼女の幸福=自分の幸福」という図式です。

 

 

「No」を伝えることの効果

 

男性の希望に「Yes」と答えていたとき、わたしはちょっと気持ち良かったです。

 

相手のすべてを受け入れている、心の広い女性になった気さえしていました。

 


最初のうちは「No」と伝えるとき、勇気が必要です。

 

「Yes」と答える方が楽かもしれません。

 

「できない」なんて言ったら怒るんじゃないか、とも思ってしまいます。

 


でも「No」をちゃんと伝えることは、良いことさえあるのです。

 


本書には

 

男性は女性からはっきりと「それはできないわ」といった言葉を受けると、二人のつきあいにも節度(けじめ)があるのだと気づく。そして、男性はより多くのことを相手に与えたいという気持ちに駆られていくものだ。

 

と書かれています。

 

自分にはできない、最近我慢ばかりしている気がする、そう思ったら、わたしのことわかってくれないと男性を責める前に「No」を伝えましょう。

 

 

男性は女性がしっかり「NO」を言わないと、わからないのです。

 

「そこをわかってよ」「なんで言わないとわからないの?」と思うかもしれませんが、前回書いたように、何しろ男性と女性は、違う星から来た生き物なのです。

 

察してもらうことは難しいのだ、と割り切りましょう。

 

 

どちらが楽か、あなたが選びましょう

 

仕事が忙しくて、もうヘトヘト、げっそりしながら、やっとおうちに帰ってきました。

 

なのに夫は「今日のごはん何?」といつものように言ってきた。

 

 

「カチン」と来ますよね。

 

この疲労困憊しているわたしの様子を見てわからないの?自分のごはんの心配だけ?って。

 


それならば「今日はもう疲れちゃって、ごはんを作る元気がないの」と伝えましょう。

 

ごちゃごちゃ言い訳や理由もいりません。

 

「冷凍食品があるから、それでいい?」と代替え案など提案もしなくて良いです。

 

 

自分は「できないのだ」ということだけ伝えます。

 

それに対し、どうするのかは、男性が考えれば良いのです。

 


もしかしたら「じゃ俺が作るよ」とか「じゃどこかに食べに行こうか」とか言ってくれるかもしれない。

 

後片付けが大変かもしれないし、外食費が掛かるかもしれない。

 

でもイライラしながら夕食の準備をして、会話のないどんよりした重たい空気の中の夕食と、どちらを選びますか?

 


「じゃ俺カップラーメンでも食べるわ」かもしれない。

 

なんて冷たい人……わたしの食事のこと考えてもくれない最悪な夫、でしょうか?

 

でもあなたも適当にパンとスープ、なんだったらお菓子をちょこっとつまむ程度にするなど、自分のごはんのことだけ考えれば良いのです。

 

 

お子さんがいる方、週に21回食べるうちの1食、夫提案の体に悪そうだけど、楽に食べられる、いい加減なごはんじゃダメでしょうか?

 


あなたは選択できます。

 

必ずしも「No」と答えなくても良いです。

 

どちらがより我慢が少ないか、無理をせずに済むのか、ちょっと考えて返事をしてみましょう。

 


大丈夫、失敗もするかもしれませんが、何度も繰り返せば、そのうち考えなくても、自分が楽な方の返事を選べるようになります。

 


「No」と答えることはいけないことではありません。

 

「できない」とちゃんと伝えることは、悪いことではないのです。

 

小さいことからで構いません。

 

あなたが「ちょっとわたし頑張りすぎてる?」「無理してない?」ということを「ごめん、それ無理、できない」と伝えてみましょう。

 

 

妹たちへ(まとめ)

 

・あなたの不幸な様子は、彼に恐怖心を与えていることを知っておいて

 

・あなたの状況を彼に察してもらうことは困難です。「できないこと」は「できない」と言葉に出して伝えましょう

 

・「No」を伝えることは、悪いことではありません

 

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