こんにちは、ゆきのです。
2019年は逆算手帳を使わないことにしました。
逆算手帳が悪いわけではありません。
わたしには合わなかったのです。
今回は、わたしが逆算手帳をやめた理由についてお伝えします。
2019年は逆算手帳を使わない
2018年9月、逆算手帳2019が発売されたとき、わたしは次の1年も逆算手帳を使う気満々でした。
2年目の2019年は、初めて使う2018年版よりも一層使いこなせそうと楽しみにしていたのです。
年末までに完成させ、1月から使いだせるように、仲間とともに逆算手帳完成を目指す定期的なZoom交流会を行う予定も立てました。
交流会を数回行い、Wish List、やらないことリストを仕上げました。
でもライフビジョンに取り掛かるための写真集めをしているとき、ふと気が付いてしまったのです。
わたしって逆算思考じゃないよね……
逆算手帳を作るために、大きなビジョンを無理やりひねりだしてない?
そういう逆算手帳に対する違和感を逆算手帳Zoom交流会で仲間に話してみました。
そのとき、ひとりの方が
「ゆきのさんは『逆算手帳ではないな』と思う」
と、はっきり伝えてくれたのです。
主宰しているZoom交流会を途中で投げ出す形になることが、とても申し訳なく悩みました。
でも違和感を抱いたままの継続はわたしには難しいため、2019年の逆算手帳を作らないことに決めました。
やめる理由①逆算思考が合わない
一番の大きな理由は
わたしには逆算思考より積み上げ思考の方が合っている
と気づいたことです。
逆算手帳はビジョンを明確に描き、未来から今へと逆算し、実現に向けた具体的計画をスケジュールとして落とし込んでいく手帳です。
逆算思考をして、今できること、今やらなければならないことを手帳に書きます。
逆算思考の反対は、積み上げ思考です。
日常生活では誰もがこの両方を行い、行動しているのですが、逆算手帳は「逆算思考」に焦点をあてた手帳です。
積み上げ思考のデメリットは、たどり着きたかった未来にたどり着けるかわからないことです。
積み上げ思考でも、運よく思い通りの未来に着けるかもしれません。
たどり着けないかもしれません。
実現したい将来像を明確に描いている人にとって、そんな不安定な状態は望まないでしょう。
逆算思考は
成功したい人
なにかを目指したい人
には必要です。
でも今のわたしは
成功したいとか(成功ってなに?と思う……)
何者かになりたいとか(今の自分でもまぁイイかな……)
なにかを目指したいとか(目指すものって特にない……)
思っていないのです。
毎日をおだやかに過ごしたい。
日々を大切にしたい。
そうして積み上げた先、未来のその場その場、その時その時を楽しみたい。
今のわたしには積み上げ思考のほうが合っているようです。
やめる理由②手帳完成が目標になっていた
2018年の逆算手帳を見てみると、手帳を仕上げるためにちょっと無理して書いている感じがします。
写真やシールなどでデコっているので、見返すのは楽しいのです。
でも具体的な内容を見ると
「これホントにやりたいこと?」
「心から望んでいること?」
という疑問がわいてくる。
2018年の逆算手帳に書いたこと、ほぼ達成できていないです。
なぜ達成できていないか……。
それは逆算手帳を完成させるために書いたから。
当時のわたしは、本当にやりたいと思って書いてました。
でも1年経って見返すと、手帳を完成させるために書いている。
そう感じてしまいました。
まとめ
たどり着きたい明確な目標がある人には、逆算手帳はすごく合っています。
逆算手帳を書くことによって、今やるべきことがすごくはっきりわかるでしょうし、自分の進むべき道筋が見えてきます。
でもわたしのように、身近にある小さな幸せを大切にしたい、それで満足できる人には、向いていないかもしれません。
冒頭に書いたように逆算手帳が悪いわけではありません。
向き・不向きの問題です。
人の心は変化するもの。
わたしもこの先、なにか目指したい大きな目標ができるかもしれません。
そのときには、逆算手帳の使用を復活します。
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