こんにちは、ゆきの(@2001senpea)です。
あなたは、周りの人から「気が利くねー」「気遣いできる人だね」と言われたこと、ありますか?
わたしは言われたことがあります。
相手に気を遣わせない、ちょっとした気遣いができる女性って素敵だと思っているし、そんな女性になりたいと思っています。
職場や日頃の人間関係では評価高めな、先読みができて、気遣い抜群な能力を持っているあなた。
その能力、使い方次第で、男女間では弊害にもなってしまうかも?
今回はそんな女性にこそ、ぜひ知っておいてもらいたい、気づいたこと全部を彼に伝えないこと、あなたがなんでも決めずに済む方法についてお伝えします。
今回は「サレンダード・ワイフ 賢い女は男を立てる」の「第2章”一歩引く”この賢さから魅力があふれだす」を引用しますね。
- 男性をコントロールするってどういうこと?
- コントロールしたい気持ちの裏側
- あなたの彼は優秀です
- ノーコントロールday
- 心の余裕があるときに試しましょう
- 先読みの能力は大切に、すべてを口に出さないで
- 妹たちへ(まとめ)
男性をコントロールするってどういうこと?
わたしもそうでしたし、友人の話を聞いていてもそうなのですが、ほとんどの女性はパートナーをコントロールしたがります。
あなたはどうですか?
彼をコントロールしようと日々奮闘し、思い通りにならない、と言ってムッとしていませんか?
コントロールというと、ちょっとわかりにくいでしょうか。
わたしの友人たちも、パートナーをコントロールしている自覚がなかったですし……。
ここでいう、パートナーへのコントロールは「彼に対して口出しすることすべて」です。
以前「尊敬の具体的な伝え方」の記事で以下のようにお伝えしました。
『男性は女性のアドバイスはアドバイスとしては受け止めていない。「責められた」「怒られた」「ダメ出しをされた」と受け止めている。』
彼の体を思って言ってあげた「お替りやめておいたら?この前の健診で太り過ぎって言われてたし」
彼が今後事故を起こして欲しくない一心で思わず言ってあげた「渡って来てたおじいさんのこと、ちゃんと見てた?危なかったよ」
少しでも早く駐車場に停めるために言ってあげた「あ、あそこ空きそう!あっちあっち、急いでいけば停められる」
これらすべてコントロールです。
コントロールしたい気持ちの裏側
あなたは「わたしが言ってあげないと彼はどんどんダメになる」「言ってあげないとうまくいかないから仕方ない」と思っているかもしれません。
本当にそうでしょうか?
本書には
相手をコントロールしたいという欲求の裏にあるのは、恐れだ。それも巨大な恐れであり、恐怖感とも言えるものだ。
と書かれています。
彼はあなたが口出ししないと、本当にダメになってしまうのでしょうか?
あなたが思う「うまくいった」場合と、あなたのアドバイスなく、彼一人の判断と行動の結果は、そんなに大きく違うのでしょうか?
以前のわたしなら
「ほっておいたら、彼はダメになっちゃうと思う。だってわたしが言わないと肉しか食べないし、生活もめちゃくちゃになるに決まってる」
「彼はホントダメなところがいっぱい。時々危ない運転をするし。わたしが言ってあげているから、この程度で済んでると思う」
と答えたでしょう。
だからあなたが口出ししてしまう気持ち、よくわかります。
あなたの彼は優秀です
あなたが選んだ彼は、あなたのアドバイスがないとダメでしょうか?
あなたの判断やアドバイスがないと何もできない、能なしでしょうか?
そんなことないですよね。
あなたが愛している彼は、ちゃんと自分で最善を判断でき、行動できる優秀な男性だと思います。
それにあなたが口を出すと、彼は自分で決める気もなくなるし、すべてあなたの言うとおりにやっていればいいや、と思ってしまいます。
その方が、あなたの機嫌を損ねないし、何も決めずに済むことは男性にとって責任を感じることなく、楽でもありますから。
あなたが「わたしの言う通りに動いていればいいのよ。わたしが全部決めるから、彼は言うことを聞いていればいいの」と望むなら、それも良いでしょう。
でもあなたが、自分で何もかも決めるのに疲れてしまったり、彼がもっと頼れる男性なら良かったのに、と思ったりするなら、口を出す前に、ちょっと考えてみてください。
ノーコントロールday
本書の著者のように「ノーコントロール・デート」をしてみても良いかもしれません。
著者はセラピストのアドバイスに従って「ノーコントロール・デート」をしたそうです。
デートに着ていく服選び、時間、場所、運転、レストラン選び、注文、食後の予定、すべて夫が決めて、妻はそれに従う、というものです。
あなたも「何も口出ししない一日」「ノーコントロールday」を試してみませんか?
そうすると、自分がいかに口を出しているか、気が付けます。
ただしこれをやるときは、彼との我慢比べになるかもしれません。
今まで、女性が決めてくれることに慣れた男性は、決めてもらおうとします。
例えば休日のお昼。
彼の「お昼どうするー?」からはじまることが多いでしょうか。
今までなら「じゃ、近場で食べて、その後お買い物してこよう」「昨日の残りものとチャーハンでいい?」とあなたがお店や予定を提案。
でも口出ししないと決めたなら「どうしようかー」と一緒に悩むふり。
希望は伝えましょう。
彼への意地悪テストではないので。
昨日トンカツだったから揚げ物はパス、身支度が面倒だから外に行くのはイヤ、おうちで作りたくない気分、麺類食べたい、などなど。
あなたが食べたいものがあるなら、それを伝えます。
せっかく彼が決めてくれたことに対し「あぁーそれに決まっちゃったか」とがっかりするのは寂しいものです。
彼の提案に、心から「イイねっ!」と言うためにも、希望はある程度伝えましょう。
心の余裕があるときに試しましょう
問題はその先です。
私も経験がありますが、決まらないことが多い。
そこで、つい「じゃこうしましょう」と決めてしまいたくなるのです。
その方が早いし、楽。
でもそこを我慢してみる。
「何がいいかねー」「何食べようかー?」と一緒に悩むふりをしながら、ひたすら待つ。
ずっと決まらないことはありません。
いつか必ず決まります。
が、こちらの根気がかなり必要なので、試すときは自分の心に余裕があるときにしましょう。
これを何度かやっていると、あなたは自分の希望を伝えるだけで、お膳立てはすべて彼がやってくれるようになります。
先読みの能力は大切に、すべてを口に出さないで
以前「NOを伝えることの大切さ・後編」でお伝えしましたが、男性にとって、愛する彼女に信頼されていない、不信感を持たれていると思うことは、致命的です。
【幸せ結婚生活】「No」を伝えることの大切さ・後編(「ベストパートナーになるために」より) - MyLetter
本書には
彼にああしろ、こうしろと言うことで、彼女は安心という幻想を持つことができるが、それと同時に彼を信用していないことをほのめかしていることにもなるのだ。
と書かれています。
あなたがつい口を出してしまいたくなるのは、先読みができたり、察することができたりするからです。
その能力は本当に素敵な能力です。
だから大事にしてほしいです。
でも男性の前では、先読みでき、察することで見えた未来のこと、今取るべき最善の行動を全部口に出さない。
以前もお伝えした通り「言葉を飲み込んで消化不良になった人はいない」です。
もし誰かに言いたくなったら、後日、同意してくれそうな仲良しの女友達に言いましょう。
LINEの一人グループを作って書いておくのも良いかもしれません。
とにかく気づいたこと全部を彼に伝えない。
それらを彼に伝えなくても、彼は自分の頭で考え、行動してくれます。
大丈夫、あなたが選んだ彼は、あなたが不幸になることを望んでいません。
あなたに幸せになって欲しい、あなたの笑顔が見たい、と願い行動しています。
あなたも失敗することがあるように、彼も失敗するかもしれません。
それは、お互いさま、と思ってみませんか?
妹たちへ(まとめ)
・彼のことをコントロールしたいのは、あなたに恐れがあるからかも。あなたの彼は優秀だから、怖がらずに全部任せて大丈夫
・ノーコントロールdayを試してみて。我慢比べになるかもしれないけど、やってみる価値あり
・あなたが先読みが得意なのは、とても素敵な能力です。大事にしながら、でも全部言わないことを気を付けてみて
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