こんにちは、ゆきの(@2001senpea)です。
夫婦の間に「気遣い」って必要でしょうか?
わたしは必要だと考えます。
今回はわたしがなぜ夫に気遣いを示すのか。
その理由を3つお伝えします。
参考引用文献は「サレンダード・ワイフ」の「11章 女はときには”女優”に、ときには”外交官”に」です。
夫への気遣い、いる?いらない?
実を言えば、あなたが不満や消極的な考え方、夫への批判などを口にしなければしないほど親密さが増し、結婚生活は安定する。彼に隠し事をしているように思うかもしれないが、それが礼儀をわきまえた大人のやり方である。
(引用「サレンダード・ワイフ」より)
あなたは夫に対し、気遣いはいると思いますか?
それとも夫婦の間に、気遣いなんていらない、夫婦なんだから思ったことは何でも口にする、すべて伝えあうほうが良い、と思いますか?
わたしは夫に対し気遣いは必要だと思っています。
思ったことすべてをそのまま打ち明けることが「仲が良いことの証」と思っていません。
理由は
・わたしが夫の気遣いがほしいから
・夫との付き合いが一番長くあってほしいから
・夫と過ごす時間は楽しく幸せでありたいから
の3つです。
理由①夫からの気遣いがほしい
彼には言わないほうがいいことがいくつかある。相手を傷つけるような真実や批判はなるべく言わないほうが親密さは高まり、結婚生活も安定したものになる。これは友達が太ったときや、ひどいヘアスタイルをしてきたときに、礼儀正しく、慎重に対応するのと同じだ。
(引用「サレンダード・ワイフ」より)
夫への気遣いが必要だと思う、一番の理由は、わたしが夫からの気遣いがほしいからです。
夫婦の間で気遣いは不要というなら、わたしから夫への気遣いはしないし、わたしも夫からの気遣いが不要ということ。
わたしは夫から、気遣いのない言葉を受け取り、傷つきたくありません。
嘘やお世辞を言われたいわけではないのです。
傷つかない言葉を選んで伝えてほしい。
新しい髪型にしたとき「なにそれ似合わない。変だよ」と言われるより「前の方が似合っていた」と言われたい。
傷つけると思ったなら、何も言わないという気遣いがほしい。
昔の写真と今の写真を見て「うちの妻も年取った…老けたー」と思ったなら、何も言わないでほしい、感想なんていらない。
無知をバカにするのではなく、教えてほしい。
日本の戦国武将の名前や史実が一致しないとき「こんなことも知らないの?バカじゃない?」なんて言ってほしくない。
引用にあるように、夫を傷つけるような真実や批判をわたしが言わないことで、夫も同じように接してくれる。
こちらが気遣いを示せば、相手も同じように示してくれる。
わたしはそれを実感しています。
理由②長く続けたい
この先の人生、一番長い時間、一番長い期間一緒にいたいのが、夫です。
友だちも親も親せきも大切です。
でも一番大切なのは夫。
夫婦関係は永遠ではありません。
わたしのように離婚でのお別れを経験すると、仲良く普通に話すこと、夫婦関係を継続させることが当たり前ではないと体感します。
夫とはお互い生きている間、一緒にいたい。
夫と共にいられる時間は当たり前ではないのです。
一番大切にしたい、一番一緒にいたい。
そんな夫に対し、友だち・親・親せき以下の扱いをしたくないですし、気遣い不要の対応もしたくないのです。
理由③楽しく幸せでいたい
一番長く一緒にいる夫との時間。
せっかくならば、楽しく幸せに過ごしたいです。
わたしは最初の結婚のとき、当時の夫と過ごす休日が好きではありませんでした。
元夫との時間が楽しくない「元夫ひとりでどこかに出かけてくれないかな」と願いながら過ごす休日。
本当にもったいない時間の過ごし方でした。
そんなパートナーとの時間を過ごしたことがあるから、今、楽しく幸せな時間を過ごしたいと思うのかもしれません。
今のわたしは多少の気遣いで、楽しく幸せに、穏やかな雰囲気で過ごせるなら、その方が良いと考えます。
気遣いの注意
ただし気を付けてほしいことがあります。
女性が思う気遣いと、男性がして欲しい気遣いには違いがあるのです。
「夫婦で違う愛情点・後編」に男性がどういうときに女性にポイントを与えるかをお伝えしています。
わたしたち女性が勘違いしたまま気遣いを示しても、男性には伝わりません。
あなたの気遣いが伝わらなかったら、がっかりですよね。
どんな気遣いをすると男性に伝わりやすいか、参考にしてみてください。
「優しい言い方のすすめ」には、言いにくいことをどうやって伝えるかについて書きました。
わたしは「思ったことはある程度言い合える夫婦でありたい」と願っています。
でもなんでもストレートに伝えあうことが、良いことであるとは思っていません。
ちょっと言い方に気遣いを加えるだけで、伝わり方がまったく変わります。
おすすめの言い換えごっこについて書いていますので、こちらも参考にどうぞ。
人に優しくしたり、気遣いをするには、あなたの気分が良くないと難しいです。
セルフケアも忘れずにしましょう。
妹たちへ
・夫から気遣ってほしいなら、まずあなたから気遣いをしてみて。
・この先、一番長く一緒にいるであろう夫と、仲良くいられることは当たり前ではありません。夫に何をしても許されるのか、何を言っても良いのか、ちょっと考えてみて。
・多少の気遣いで楽しく幸せに暮らせたら良いと思いませんか?
◆ほかにも【幸せ結婚生活】の記事を書いています。こちらからどうぞ。
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