こんにちは、ゆきのです。
今回は、ふるさと納税をしてみてモヤモヤしたこと、その解消方法についてお伝えします。
ふるさと納税って、お得な制度だ、やらなきゃ損だ、なんて言われていますよね。
でも本当にお得なだけなんでしょうか?
わたしは、ちょっと不思議に思ったので、あれこれ調べてみたら、なんだかモヤモヤしちゃいました。
わたしが何にモヤモヤしたのか、そのモヤモヤをどう解消したのかについてお伝えします。
ふるさと納税
ふるさと納税していますか?
わたしは、2021年度にはじめてやってみました。
そのとき、あれこれ調べてみたのです。
なんでこんなにお得なの?
そんなことって本当にあるの?
なにかデメリットってないの?
そうして調べたら、お得なだけではないということがわかり、かなりモヤモヤした気持ちになりました。
ふるさと納税モヤモヤポイント①在住市町村の税収が減る
収入によってふるさと納税額の上限はありますが、ふるさと納税をすると実質2000円の負担で返礼品がもらえます。
そして、ふるさと納税の金額に応じて、住民税(所得税)が控除されます。
わたしがふるさと納税をすると「ふるさと納税額-2000円」の税収が、住んでいる自治体から減ってしまうのです。
わたしは、安全で快適に今の地域に住んでいます。
安全や快適さは、無料で得られるものではないですよね。
そのために必要なお金は、税金で賄われている部分があるのですから、住んでいる自治体の税収が減ることに、すごくモヤモヤしました。
ふるさと納税モヤモヤポイント②建前と現実が違う
建前と現実が あまりにもあからさまなことにも、モヤモヤしました。
今は地元を離れたけど、自分が生まれ育った「ふるさと」に恩返ししたい
とか
何かのきっかけで知った自治体を応援したい
とか
旅先で親切にされたので、その自治体にお礼をしたい
などが本来の意味というか建前。
でも現実は、欲しい返礼品ありきという感じ。
まず欲しいものを選んで、ふるさと納税する自治体を決める場合が多い気がします。
もしかしたら違うのかもしれません。
でもふるさと納税を紹介している記事のほとんどは、欲しい返礼品がもらえるよ~という雰囲気です。
なんだか、色々おかしいな~ってモヤモヤ……。
わたしの言い訳
そんなことを考えはじめたら、モヤモヤして、ふるさと納税をすることができません。
でも ふるさと納税はやってみたい。
そんなモヤモヤを減らすべく、自分なりの気持ちの落としどころ(=言い訳)を考えました。
まずわたしが住んでいる自治体が受け入れたふるさと納税額と住民税控除額を調べました。
ふるさと納税の受入額と住民税控除額
総務省|ふるさと納税ポータルサイト
都心部の自治体では、控除額の方が多く、税収が減っているところもあると聞いていたからです。
調べた結果、わたしが住んでいる自治体では収支トントンという感じでした。
これがわかって、気持ち的に少し楽になりました。(すごく勝手な話ですが…)
次にやったことは 返礼品を受け取った後です。
返礼品を送ってきた店舗とふるさと納税をした市町村について調べました。
わたしが今回納税した浜松市の「浜名湖養漁業協同組合」は、通販サイトがありました。
とても美味しかったので、この通販サイトを利用して、今後普通に購入しようと思っています。
もう一つ 山形県南陽市は、ぶどう・ワイン・さくらんぼ・ラフランスが特産品だとわかりました。
フルーツを毎日食べる我が家。
ふるさと納税をきっかけに山形県産のフルーツを今後はぜひ手に取ります。
こうして納得できる落としどころ(=言い訳)ができ、気持ちが落ち着いたので、今後もふるさと納税をするつもりです。
おわりに
何も考えず「お得な制度だ、使わなきゃ損だ」と美味しいものを実質2,000円で食べる方が良かったのかな……とちょっと思ったりします。
でも知ってしまうと、モヤモヤして、楽しみも半減です。
ただの言い訳なのですが、気持ちの落としどころがついたことで、わたし的にはスッキリしました。
もし本来の目的通り、何かのきっかけで応援したい自治体が見つかったら、そちらにふるさと納税をしたいと思っています。
わたしと同じようにふるさと納税に対し、モヤモヤしている方の気持ちが少し晴れてくれたら嬉しいです。
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